エレファント

ガス・ヴァン・サント の映画は モチーフもキャストもいいのに 
観終わったあと不完全燃焼なきもちに なることが多いので 
(ドラッグストア・カウボーイとか カウガール・ブルースとか)
どうなのかなー と 思っていたのだけど これはよかった


繰り返し 角度をかえてくりかえされる光景は
彼ら・彼女たちが 「そこにいた」 と しつこいほどに主張して
ヘンにゆがんで美しい場面ともども 見ていて苦しくなるほど
(観客は、これからおこる事件を知っているので)


どの役の人も すごく自然なたたずまいで それもすごいと思った
わたしのイメージするアメリカ女子リアルは あの3人娘なので 
彼女たちの 最期が いちばんかなしかった