淑女と保温展

銀座の月光荘で企画展*1 *2
わたしは保温問題には おおきく関心があるので 興味深く見た


戦前の、冷房がない時代の風刺画は のんきでおおらかで
暑い夏を 暑いものとして やり過ごしているのが ほほえましかった


体を温める食材・レシピは 自分でできる冷え対策としては必須だなー 
がんばろう‥ (以前 漢方医にもすすめられてるし)
しかし、夏野菜や南国の食材が体を冷やすように出来ているのは、
自然がいかに合理的にできているか ってことなのに 
文明が その好意を無にしてるのね‥ (興味深い)*3


冷房対策は 会社や公共の場では つらい思いをすることが多いので 心にメモ‥
やっぱり ちょっとした工夫でも するとしないでは大違いだもんなー


そしてさいごは木綿着物‥!
以前読んだ 森田たまの もめん随筆 (新潮文庫) に、
 ー木綿の着物はシワになりやすいので 扱いがタイヘンで
  だからこそ いつも木綿の着物をパリッと着ることは 真のお洒落さんー
のような記述があり ずぼらなわたしは 「じゃあわたしには無理かな‥」 と
あきらめていたのだけど こうして見ると やっぱり素敵で‥!
考えてみれば 森田たまの時代(昭和20年代) と比べて 
繊維技術は かくだんに進歩したのだろうし‥ わかりやすく言うと 欲しくなったー
(いま、誕生日プレゼントを、木綿着物にするか マトリョミンにするかで たのしく苦悩中)