ライフ・イズ・ミラクル

クストリッツァ監督の新作が おもしろくないわけないじゃない
当然のように 高品質を求められ それを裏切らないー
これこそ ミラクルじゃないかしら


ボスニア内紛のさなか 泣いたり笑ったり恋におちたり
人生っていいな たのしいな(せつないけど) わたしも奇跡を信じるよ
なんて しあわせになって
でも 2時間半は長いよな 
おもしろかったけどサッカースタジアムのシーンとか つめこみすぎじゃない?
なんてのんきに思ったけれど パンフの解説によると
内紛直前の状況を描写した 伏線というか状況説明的に必要な場面だったのね
(知らなくてもじゅうぶんたのしめるのが またすごいんだけど)


なんだか自分の平和ボケを やんわりたしなめられた気分
名画座に来たら 今度はこころして 観たいと思います


・・・・
劇場に展示されていた、映画紹介のきりぬきを見ていたら
松尾スズキクストリッツァ監督のファンだそうです) が 
「日本ではクストリッツァ監督ぜんぜん人気ない」 と書いていて びっくり
人気ないんだ!?
自分のまわりでは すきすき大好きという人ばかりだから ちっとも気付かなかった‥
(でもそういえば 公開8日目の土曜日にしては のんびりした客足だった)
(さらにそういえば 前に 「黒猫・白猫」 を自信もってともだちに薦めたら
 「おもしろいんだけどテンションたかすぎ‥」 と若干つれない感想をもらったわ‥)