鈴木いづみの書くSFがすごく好き
SF的設定を使うことによって すごく自由にいきいきと物語が進行して
小気味がよくて うっとりする
この人の世界観は すごく女性的なようで
すごく男性的なものがベースにある気がする
女性の役割を受け入れた時点で
男性社会を容認したということになるせいかしら
それともなにかをすごく突き詰めると 真逆からも突き詰められるということかしら
よくわからないけれど そのバランスが すごく魅力的
1970年という時代と 鈴木いづみとが うまく調和した作品群で
この人は この時代に愛されていたのだと思われて しかたない
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