花実のない森・しびれくらげ

ラピュタ阿佐ヶ谷で、映画をはしご
“ミステリー劇場へ、ようこそ”から 「花実のない森」(1965)
渥美マリ伝説”から 「しびれくらげ [DVD]」(1970)
どちらも そこそこ おもしろかった


どちらの映画のあらすじも 知らずに出掛けたのだけど
奇しくも二本とも、〜その美貌と色香から不幸な目にあう女〜、という物語で
二本続けてそういう映画を見ると、思うトコロあり ‥


・ごく最近まで、女のシアワセは男に左右されるという時代だったのかしらん‥ とか
・並外れた美貌の若尾文子の不幸が 並外れているのに比べて
 渥美マリをおそう不幸は やけに庶民的だな‥ とか
・美人というのはそれだけでドラマなんだわ! ‥とか
・女優の美を、邪念なしで堪能できるのは 男と女、どちらなのかしら‥ とか
・「花実のない森」 の原作は松本清張らしいのだけど、
 原作も、こんなに、強引な種明かし(韓国ドラマ風?) なのかしら‥ とか
渥美マリ、誰かに似てると思ったら、安野モヨコに似てるんじゃん‥ とか
・「しびれくらげ」 のなかで渥美マリが 父親役の玉川良一(←濃い!名演!!) を
 踏みつけるシーンは 藤子不二雄(Fのほう) の漫画みたい‥、
 ‥というかこの映画自体が、藤子不二雄の漫画みたい‥ とか


 まぁ半ば(半ばというか100%か。100%煩悩) 煩悩まじりで あれこれと