松竹110周年記念祭

ところでこの映画を観終って、
この映画だったら、そのうち新文芸坐でやりそうだから、そのとき観ればよかったかなぁ
なにもここ (銀座シネスィッチ) で観なくてもよかったなぁ、とか思って、
じゃあここではどの映画を観るべきだったのかしらと考えてみたけれど
なんというか、特に、これだ! というものは見あたらなかった
というか、この特集上映自体、祭りを謳っているわりには、サービス精神に欠けるというか、
なんか、いまひとつ、頑張りがたりない


たとえば新文芸坐で旧作を上映するときには、当時のチラシやプレスシートが飾られいて、
それを見るのも楽しいのだけれど
そういうディスプレイがあるわけでなし
「特別上映!」と特別をアピールしながらも、予告編の上映は一本だけだし
着物のディスプレイはうれしかった*1けど 帰りには布をかぶされちゃってたし
(そりゃあ19:20の上映だから、本日最終上映なんだけど、でも、映画が終わったらもう、布が。
 なぜあと5分待たないのかなぁ。明らかにサービス精神不足)、
もうビデオとして流通している作品の一本だけで 映画館まで足を運ばせるのだから
なにかプラスアルファは必要だろう‥!!


(他人事ながら歯がゆかったよ)

*1:ミーハーなので、「たそがれ清兵衛」のときに宮沢りえが着用したという着物の展示がいちばん、ありがたみがある気がした(映画観てないくせに)。まぁ、残りの着物は衣装でなく、○○の役をイメージして、という展示だから、当然の反応か