しゃべり場とわたし

このあいだ、ゲストの魚喃キリコにひかれて、
ひさしぶりに、しゃべり場*1を見た
魚喃キリコは思ったとおり、ハンサムで素敵だった)


それで久しぶりだから、今期メンバーの人間相関図的なものが見えず、
うーん、しゃべり場を楽しむには、もっと根気がいるんだよなぁ
でもいまのわたしにはそんな根気がないんだよなぁ
なんて いっとき熱心に見ていたころ(3〜5期生くらい?)を思い出した


熱心に見ていたときは、ひいきのメンバーが、上手に意見を言えるかどうか、とか、
回を重ねてキャラクターをはっきり出せるようになるようす、とか
メンバーの中で役割ができていくようす、を、
学校みたい〜と、なつかしがりながら、楽しんで見ていた


3期生くらいに、すごくひいきにしていた男の子がいた
漫画を描いている高校生で、発言する内容も好感持てたし(わたし好みの偏りを持っていた)、
見た目も、わたし好み(やせてて髪がサラサラ)で、はっきり言って、ファンだった
(将来、こういう息子が欲しいと思った)*2 
その子が、恋愛について討論したときに、
意見に現実味がない、と、ほかのメンバーにいろいろ指摘(非難?)されて、
「まだほんとの恋をしたことがない」とか言われて、ポツリと、
「でも、俺。キング・クリムゾンを聴かない子となんて付き合えない」
と、反撃(?) した


わたしはTVのまえで、ひっくりかえりながら、すごくキューンとなって、
キング・クリムゾンを愛聴している女子高生ってどんな娘!
つか、いるの!? わたしが高校生のときはいなかったよ!
うわー! これは! 「ほんとの恋」なんて恥かしいツッコミを受けても仕方ないわ!
‥「ほんとの恋」、それは、キング・クリムゾンを聴かない娘を好きになったときに始まるのよ
わたしには見える‥ この子は、浜崎あ○みしか聴かないような娘を好きになっちまって、
いろいろなことが通じないもどかしさに苦しむのよ! キャー! 青春!!
なんて一人であれこれ青春について考えて 甘酸っぱい気持ちになったのです
(しかし、まるで。魔女の予言だ。いや、呪いか)


‥ほんとにあの子の、その後が気になります
TVの前で、わたしのように思った大人は数多くいるはずで、
その思念が、ほんとに、魔女の呪いのように、なっていないといいのですが


・・・・
なにが言いたいのかというと、そんなしゃべり場が3月で終わるらしいので、
ちょっと、さびしいな、ト

*1:この番組を「恥かしくて見てられない」と言う人に会うたびに、「ああ、この人は、まだ思春期エッセンスを持っているのだなぁ。恥かしがるなんて。わたしなんて、ちっとも照れない。はるか遠くの場所から、感無量でながめるだけだよ」 と、恥かしく思うそのこころの思春期性に、ひそかに感服しています

*2:でも、こんな頭のよい子は無理だろう、とも思った。即座に思った