三年身籠る

なんかえらくいい映画でした
唯野未歩子すごいなぁ。原作も読みたい)
だめでどうしようもないけどいとしい男のひとと
ふてぶてしいほどたくましい*1女のひとと
美味しそうな季節のごはんとで出来た
苦味がつよい、しあわせな大人のファンタジー
いい映画だな、としあわせな気分になりました


主演の中島知子は、思ったよりきちんと主演女優していた (ごめんなさい
肝のすわったぼんやりを納得させるのはすごいかも知れん‥


西島秀俊演じる徹の成長ぶりはホロリとしたよ‥
(ダメぶりにも泣かされたけど)*2 *3


とにかく映画のなかでしょっちゅう美味しそうなごはんを食べるのだけど
(チラシも、ひとりで(いや、お腹のなかの子と2人で、か)ピクニックのお弁当)
これが、美味しそうで、楽しそうで、どれもいいシーンだった
パンフにも、レシピとか献立が載っていて、こういうサービス精神は愛だよー‥
(このパンフはほんとに、この映画に対する愛があふれているので、
 映画がおもしろかった人、特に食事シーンが気に入った人は、買ったほうがいいです。
 わたしは緑子のお弁当の詳細に気付かなかったので*4、買って、すーごい、よかったです)

*1:女の人がかあいいもの・はかないものに魅せられるのは、自分がたくましい存在だからかしら、とか思いました

*2:まぁニシジマになら、泣かされたいってもんです。むしろ喜んで(しつこい)

*3:男だけがダメなわけではないので安心してね。妹(緑子)役の奥田恵梨華の、かわいいどうしょもなさったらもう。もうもう

*4:ピータンがドクロ模様なことには気が付いたけど、あのオニギリ‥。