おかあさん(1952)

新文芸坐 【日本映画監督協会70年の70本+1】


「おかあさん」、というタイトルからして 
泣かされそうで 敬遠したいのだけど
(実際泣かされたけど) 見所は多かったです (なんかえらそう)


成瀬巳喜男監督ということで、若干の怯えがあったのだけど
(また救いのなさに落ち込まされたらヤだなーという)
イヤミのない道徳観で 安心して観ていられてよかった


香川京子のナレーションが、乙女度がたかくて素敵だった‥
(「全国児童綴り方集」 から脚本を書かれたそうで 
 ちょっとぎこちないナというトーンが 少女っぽくて心あらわれる)