チェコアニメ映画祭2006:Cプログラム
今回のチェコアニメは、たのしみにしているポヤルの作品が
Dプログラムにひとまとめにされているので、
それだけ観ればいいかなぁ、なんて思っていたのだけれど
水曜日に時間があいた*1ので、バウスシアターへ
(ほんとはK’sシネマのAプログラムのほうが観たかったのだけど
(なぜならエヴァ・シュヴァンクマイエロヴァー作品があるから)
K'sシネマは水曜レディスデーがないようなので。
このCプログラムには満足したけど、Aも是非観たい)
そんななんとなくな気分で行ったのだけど 満喫してきました
・コウツキーの短編集は、シャープで大人っぽくて毒があって、とぎすまされたかんじ
・シュチェパーネクの「ジャイアントモスキーノ」は、とぼけた描線が久里洋二のアニメみたいで
すんなり面白かった。牛の大きさの蚊!すばらしい!(眼が特にいい)
・チャペックの「郵便屋さん」は‥。ごめん、このゆるさには特に惹かれない
・スメタナの「めがね」は、ストーリーが、「男って勝手!バカっちょ!」と、
ムカつかないこともないんだけど
動きの可愛らしさとエプロンのレースにヤられました‥ (かわいいよー)
・でも一番収穫だと思ったのは、パレチェクの色彩の豊かさ艶やかさ!
「魔法の果樹園」の、神がかった、呪術まじりの美しさ
「けしのみ太郎」の‥ ネコ!! (ストーリーにいっさい関係なし)
このネコの模様を拝めただけでも、満足といわずになんと言いましょう‥
パレチェクの作品はAプログラムにもBプログラムにも入っているので
(Bプログラムに入っているカバの話が、いちばんの代表作なのかな。絵本にもなってるし)
下手したら 全プログラム観ちゃいそう‥*2
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GWに「アンダーカバー・ミーツ・シュヴァンクマイエル」という展示があるそうです
http://www32.ocn.ne.jp/%7Erencom/tsune/event/event.html
過去作品の上映もあるのだけれど、「アリス」はないのね‥ (残念)
(新作「ルナシー」のメイキング映像、見てみたい)
(アサヒビールのあのビルの中か‥ ううむ)