悪魔とダニエル・ジョンストン

すごく、おもしろかったです
いろいろな点が興味深すぎてぐるぐるきた
濃密。なにもかも
このドキュメントを観ると、
ウンいるよ。神様も悪魔も。と思ってしまう
だって神様と悪魔、どちらにも選ばれている。 としか思えない‥
人間の、人生の過不足のことなど あれこれ思う


以下、つぶやき程度の感想 (ネタバレあり)

::::

カエルだったのか (まぁ、そうか)


ギビー(バッドフォール・サーファーズ)、なぜ歯医者‥?
っていうか、彼はクロ (きめつけ)
だって、ズルい顔だもん


ダニエル・ジョンストン、「躁鬱病」ということだけど、
紹介されるエピソードや記録は、躁のときのことばかり
これは、「鬱」のときは周囲に被害が及ばないからかなぁ
(記録に関しては、本人の気力がそこまでまわらないだからだろうけど)


マネージャーの話がちょっとつらすぎた、けれど
こういう人との交際って、覚悟しなくちゃいけないことが多いんだろうな‥
ひどいことをしても許される (というか許すしかなくなってしまう) のは
性格じゃなくて (こういうときにピュアを逃げ言葉にされると。うふふムカつくわ)
やっぱり才能なんだろうな‥


なんで今、このタイミングで映画が作られたんだろう?
と思っていたのだけど、最後のシーンで納得
かろうじて平和な、だけど残り少ないであろう時間について考えて
胸がいっぱいになった

::::

ところでこの映画、初日の初回に観ました
Kの休みが不定期で、珍しく土曜日(わたしと同じ休日)だったからなのだけど
「う〜ん初日かぁ‥。狭い映画館なんでしょ?
 ダニエル、人気、けっこうあるよ。俺、03年の来日、チケット取れなかったもん‥。
 初日なんて無理じゃない?あ、整理番号がもらえるんだ。
 じゃあ、朝イチで行って、整理番号もらって時間つぶして。
 そしたら3回目くらいの上映には入れるよね。
 よし、10時過ぎには渋谷に着くようにしよう」
(一回目の上映は、11:05から)


そうなのかな〜?と思ったけれど*1 *2
この日をのぞいたら二人で渋谷に行ける日は当分ないし、
ダニエルのことは、Kの気の済むようにさせないとね‥


そして実際朝、10時過ぎに映画館に着き、整理番号をもらったのですが
「あの‥ 一回目の上映って、まだダイジョブですか?」
の問い合わせもむなしく、整理番号、4番・5番 (ていうか、結局満席にならなかった)


(でもKは、「俺の前に3人もの心配性の人が!」とうれしそうだった)

*1:でも実際前売りは40番台だったし。あの、いまシネマライズって、5枚で5千円のチケットが売ってるんで、あえて1500円の前売りを買うのって、そうとうのスキモノダニエルファンだと思うんですよ。それが、少なくとも40人いるわけだし。(わたしは、ライズの券でいいじゃんて思ったのだけど、Kが、特典のポストカードが欲しいから前売り!て主張した。あの厚紙が500円かぁ‥て思いました

*2:あと、先日渋谷のジャーナルスタンダードでTシャツを見たとき。4種類あるうちのひとつは、すでにLサイズ完売していた(でも新宿店にはあった