空き巣とわたし

犬のフンを踏んだかなしみが多少癒えた*1ので
さっそく会社の昼休みに友人に話して笑ってもらった*2のですが
(以下、乙女はおろか女子として少し危うい*3のでたたみます)
そのとき、Aちゃんが
「犬ならいいじゃん。わたし人糞踏んだことあるよ」 なんて言い出して、
人糞?なんでまた? と思ったら、
空き巣に入られたときの話だった



度胸をつけるため? 縁起をかついで?
犯行現場にウンチしていく空き巣がいるのは聞いたことある*4けど
身近な人が被害にあっていたなんて!
というか空き巣にはいられていたなんて! 
ビックリしていたら、そこにいた4人のうち、
わたし以外の3人が空き巣被害体験者だったので 二度ビックリ
犯罪大国ニッポン!
むしろ、なぜ我が家だけ狙われない!?
見るからに貧乏なオーラでもでているんだろうか‥


少数派っていつでもさびしいわー‥ と寂しさをかみ締めながら 
貴重な話を聞いたので日記に書いておく

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①Aちゃん。90年代、東京都渋谷区。
玄関のわきにウンチ。不審に思いながらドアを開けると部屋が荒らされており。新婚生活を始めるぞ!ってときだったので、お祝い金などゴッソリ盗まれた。パスポートも。国際的組織か。トイレの小窓から侵入。「こういう造りの家は狙われやすいんですよね。たぶん本格的な組織強盗なので、空き巣で済んでよかったです。ハチあわせが一番怖いですからね」と警官に慰められる。犯人つかまらず。

「ウンチ‥。衝撃的だね‥」「イヤになるよ!」「イヤだねえ。どうしてもしたかったら、トイレでしてくれればいいのにね」「トイレ使われるのもイヤだよ‥」(なるほど)


②Mちゃん。70年代に一度、80年代に一度。神奈川県小田原市
家のまわりの生垣が、空き巣好みなんだそう(警察にそう言われたらしい。言われてもね‥)。まだ小さかったので本人の記憶なし。夜中、へんな音がするので母親が見に行ったら、風呂場に空き巣発見。父親がとりおさえる。未遂。警察に通報後、近所の知人に報告すると、その知人が勘違いして?「空き巣が入り、家族が人質にとられている」と警察に報告。警察は家に踏み込めず、家のなかでは緊迫した雰囲気が続く。いくらなんでも遅すぎる。気配もするし、おかしいわ、と思った母親が玄関をあけたとたん、警官が一斉に家の中へ。翌日の新聞*5に、「お手柄ママ」と載る。なにもかもなぜ‥。

80年代のときは、昼間家族の留守中だったため、しばらくのあいだ誰も気付かず。なんだか今日は散らかってるなァ程度だったらしい(これもまたなぜ‥)。割られた窓を見てあれこれ調べたら、引出しの現金がなかったらしい。彼女の家には猟銃があるので、これを盗られなかったのが不幸中の幸い。後日、犯人が捕まったときに、警察から連絡あり。
(Mちゃんはいつも・いつでも、やってくれるよ‥)


③Mさん。80年代、東京都練馬区。集合住宅。
窓を割って侵入。引き出しの中の現金を盗られる。後日、犯人が捕まったときに警察から連絡あり。

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窓を割られると、もう、防犯とか 関係ないもんなあ‥
そして気になる、「空き巣が狙いたくなる造り」*6
ていうかウチも気が付いてないだけで空き巣に入られているのかもな‥
盗んでいったものはあなたの心です! 的な

*1:あのときわたしが踏まなかったら、掃除は簡単だったろうに。わたしの不注意で掃除する人に迷惑かけちゃったなぁ。などと反省するよゆうも生まれました。時が過ぎるって素晴らしい

*2:かなしみは、笑ってもらって昇華する

*3:見捨てないでねこんな俺。書いてて自分で少しイヤになったけど、日記てそういうものだわ、て開き直りまじり

*4:じゃりン子チエ」でお好み焼き屋に入った空き巣もしかり

*5:そういえば最近、空き巣なんて新聞に載らないものね。ニュースにもならないほど世間に流通してるってことなのか

*6:「攻撃こそ最大の防御」として、自分だったらどんな造りを狙うか考えるといいらしい。でもトイレの小窓からなんて入れない‥ あ・子連れドロ?夢は広がるね‥