犬のフンとあのひとたち

(今日たたんでばかりですみません(そんな日もある)


【その1】
会社の同僚愛犬家のuさんに、犬のフンを踏むのは災難だが
犬のフン自体に罪はない、と強く主張された
(まぁ、それはわかってる。悪いのは、フンを片付けない飼い主だ)


「ジョイ(uさんの愛犬。仮名。ほんとはもっとエレガントな名前) のウンチはかわいいよ。
 ジョイのウンチが健康なときは、ジョイの体が健康なとき。
 わたし、ジョイのウンチだったら食べてもいいもん」
食べなくていいよ
「ううん、ジョイが食べろって言ったら食べる」
ジョイ、そんなこと言うような横暴な犬なの‥?
「ううん、このウンチを食べたらジョイにかかってる魔法が解けて 人間になれるんだ、
 って言われたら。食べる。それでジョイと結婚する」
ウンチを食べた人と結婚‥。それ気まずいなぁ
「気まずくないもん。ジョイと結婚する」


uさん‥。
すっごく面白い、40歳。それでいいのか


【その2】
昔の話なのだけど、犬のフンといえば思い出す、
昔、ライブハウスで聞こえてきた会話


若者A「オマエってほんとなんでもニオイ嗅ぐよなー。最近はまだマシになったけど。
   昔はなんにでもギリギリまで近寄ってニオイ嗅いでたよな。俺、しょっちゅうヒヤヒヤしたよ」
若者B「まぁ、ひとまわり嗅いだってかんじだな。でも、ニオイ、気になるじゃん。
   ‥俺が今まで嗅いだもののなかで一番くさかったのは、ジョンの糞だな」
「ジョンって、犬の?」
「うん。目の前で糞したからさあ。家の庭だったから、近づいて嗅いでみたの。
 すっげえくせえの!俺、倒れそうになった」
「くせえに決まってるだろそれ。馬鹿だな、ははは」
「くせえのはわかってるけど、どれくらいくせえのか、どうくせえのか、気になるじゃん。
 ほんと、くせえの。もう気がすんだから二度と嗅がない」
「そうしろよ」


わたしはこの会話すっごい可笑しくて、
そうだよねー・頭でわかっていても体感しないと自分の感覚としてわかんないもんね!
アンタ、馬鹿だけどエライよ!さわやかな男だよ!って思って、
一緒にいた友達に同意を求めたら、
「大声でああいう話をする人って最低」 とけんもほろろでした (そんな思い出)