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閉ざされた世界で暮らす 老人と少女
少女が17歳になったら結婚するんだ、とその日を待つ老人と
17歳を目前に、外の世界から来た青年に恋をする少女
シンプルな愛の寓話なのかしら
こうした話を見たときに、老人サイドに感情移入してるのはなぜ


なんて老人サイドで観ているつもりになって、
せつないわー・やるせないわー・もうだめなのよお、と
うじうじシクシクしてたのだけど
キム・ギドク映画の老人はエネルギッシュだあ!
終盤の展開に、なんだコレ・わたしのほうがよっぽど枯れてたよ、
と頭をたれました


ちんまりちんまりしながらも、先はわかっていながらも、
少女役のハン・ヨルムの笑顔に、老人の夢がいつまでもつづけばいいのに、
なんて思った。思ってしまった