田中登はしご(二本) @ラピュタ阿佐ヶ谷:4/8(日)
【江戸川乱歩猟奇館 屋根裏の散歩者 (1976)】
ヘンな映画だった‥
闇と光のなかで画面はつねに淫靡に美しく 退屈とかはしないのだけど
とにかくヘンな映画だった‥
(江戸川乱歩映画ってたいてい、ヘンになるんだけど)
(わかっていても挑戦したくなるのねえ、乱歩モノ‥)
すっごくヘンだった(しつこい)けれど、ラストシーンにはゾクっとさせられた
【天使のはらわた (1979)】
これもヘンな映画だった‥
退屈はしないんだけど ドキ!とする描写もあるんだけど
とにかくヒロインがヘン‥ ヘンというか設定が痛すぎた
(不思議ちゃんと解釈すればよかったのかも。面長美人でキャリア志向の不思議ちゃん)
こういう映画で突飛な行動につっこんでいたら先にすすめないのはわかっているけど
それにしても‥
そしてこれは 「ロマンポルノ」‥
たしかに裸は強姦は ばんばんでてくるが‥
エッチだーとか思うより 悲惨さにうちひしがれた気分になったよ‥
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冒頭高田馬場の駅前が映るのだけど、今はもうない、質屋のヘンな人形が大写しになって
「おお! 貴重な気がする! 得した気分だ!!」 (あきらかに気のせい)