ドカベン(1977)

 「 ワイの人生
  殺すか
  殺されるかだ
  半殺しはない 」



  「ぬな!?」 「やァ〜まだ〜!」 「夏子はーん!」


「サブキャラを制するものは映画を制す」
などと言いたくなる、岩鬼(写真)*1の素晴らしさ
やばい、岩鬼、完璧すぎる
わたしは岩鬼が好きすぎる

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たいへんおもしろかったです
「でも、やるんだよ!」 どころでない、
そこまでやりますか!そして成立させますか!! という、みごとな漫画っぷり
こんなキャラクターいねえよ!*2
心の中のツッコみ虚しく、
終盤ちらっと出てくる水島新司がいちばんのおもしろキャラ‥ (これがオチなのか)
なんって爽快な映画なんだ‥!


(素敵な画像があったので貼っておく)


同時上映は 【女番長ブルース 牝蜂の逆襲(1972)】 
こっちを先に観て、
なかなかやるわね! オートバイファック最高ね!
なんてなかなか御機嫌だったのだけど
ドカベンを観たあとで、なにを思い出せというの‥
(男の人はセクシーシーンを反芻して楽しいかもしれないけど。わし、女じゃけん)

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鈴木則文特集が終わって、さみしいやら嬉しい(これでかわいい系映画に戻れるから)やら‥
‥ などと思ったのも束の間
シネマヴェーラ渋谷、6月からは、「官能の帝国 ロマンポルノ再入門(→☆)」!
これは 行かねばなるまいて‥

*1:高品正弘。←自分メモ

*2:殿馬を見て、「こんな高校生いねえよ!」と思ったのちに、「‥なんで岩鬼はOKなんだ?自分‥」 と心の迷宮にはいる一幕も