バック・トゥ・2000 @ヨーロッパ企画

週末は両日ともヨーロッパ企画を観に下北沢へ


バック・トゥ・2000という、2000年に上演した3作品をまとめて上演する
さいきんヨーロッパ企画の舞台を観はじめたビギナーのわたしには実にありがたい企画‥
砂組*1の「苦悩のピラミッダー」(12日観劇) と 雪組の「真冬のユリゲラー」(13日観劇)


‥なんで同じ劇団で、違うお芝居を同時に演るんだろ?
京都から来るから、経費的な問題?
いや‥ あれこれ同時進行するほうが大変そうだよ??
などと疑問を持っていたので、「ユリゲラー」 の へっちゃら男に爆笑‥!
ああああなたたち、面白すぎるよ!


異様な満足感に包まれて
来月の星組公演の「衛星都市へのサウダージ」 が 待ちきれない気持ち


【苦悩のピラミッダー:ヨーロッパ企画(砂組) @駅前劇場】

ハジメテ観た 前回公演の 「ブルバード〜」がドタバタ群像劇(70分)で、
面白いのだけど どこをどう観たらいいのかわからないまま
戸惑ったまま終わってしまって 不完全燃焼感があったので


ああ‥! ふつうに面白い‥!
安心して観ていられるって素晴らしい‥


紀元前2200年のエジプトが舞台だけれど
シチュエーションコメディに時空はなし、とばかりの会話劇のテンションが心地よく
馬鹿馬鹿しいことへの愛情を感じるラストにじんわりいい気持ちになった
(わたしはこの愛ある普遍性のほうが好きかも(もちろん「ユリゲラー」もおもしろかったのだけど)


【真冬のユリゲラーヨーロッパ企画雪組) @スズナリ】
 
クリスマスイブに、(プチ)エスパーたちが集う喫茶店、カフェ・ド・念力が舞台の現代劇
とにかくこまかいところまで徹底して、くだらなくつながっていておおいに笑った
笑いつつ、ちいさないい話エピソード(ほんと小さい!) にクスリとさせられて‥
(結局笑いっぱなし)


笑いながらほんわりあたたかな気持ちになれて、
クリスマスっぽいハートウォーミングなおはなしでした*2
(Kはこっちの数珠つなぎギャグほうが断然楽しくてよかった! と言っていた)

*1:このネーミングも好きだー‥

*2:今五月。とか言うな