5月最後の日曜日〜スリランカフェス〜魅惑のキノコ〜地下室の古書展〜尾崎翠美術館〜
わたしにしては活動的な日曜日
代々木公園のスリランカフェスティバルで食事をとり
ロゴスギャラリーのキノコ研究会で勉強をし
神保町・地下室の古書展をのぞき
(今日の写真はここの戦利品) (戦ってないけど)
九段下のギャラリーで、尾崎翠美術館
‥あ、書き出したらそれほどでもない‥
わたしのこの、脚の疲れはいったい‥
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【スリランカ・フェスティバル】(→☆)
こじんまーりとしながらも (代々木公園、渋谷側はべつの団体の朝市がでていた)
商売っけがないのが好感もてて、よかった
(でもなんかよくわからないブース、
あそこでは宝石を取引してるとKが言っていた。ほんとう?)
フライパンで焼くパンとか、豆の入ったカレーとか食べて
消費期限間近で投売りになっている紅茶を買いました
すべての国はフェスティばればいいし
すべての若者はゴスロればいい、というのが日曜の代々木公園の気分
【魅惑のキノコ展 @渋谷ロゴスギャラリー】(→☆)
プチグラからキノコ切手本がでるらしく (まぁお洒落)
その監修(?)にキノコ研究会 (まぁ本格派) のサポートがのりだした、
硬派も軟派もたのしめる、まぐちの広い展示という印象
ただのんびりながめようと思って寄ったのだけど
会場に椅子がでていたので、休憩のつもりですわってスライドを見ていたら
ちょうどキノコ研究会のトークイベントの時間にぶちあたり
(いまさら立ち上がれない気配になり‥) 学んでまいりました
キノコ研究会のおじさまがたのお話は おもしろかったです!
「キノコの魅力は、未知の世界への好奇心 (危険含む)」
「このキノコの見分け方は‥ とにかくかじってください。とんでもなく辛いから。
辛いもの、タバスコとかわさびとかの旨味のある辛さでなくて、ただ猛烈に辛いの。
あ、名前に【毒】って入っているけど、大丈夫。
辛さだけ見て、吐き出せばいいから。‥どうせ辛くて飲み下せないし」
ああ‥ いつも思うけど、マニアの人っておもしろい‥
冷やかしで言ってるつもりではなく、
「好きなもの、そこから世界が広がってゆく」 様子がまぶしく、羨ましい
キノコの切手たちはとっても!ラブリーでした
【地下室の古書展】( →☆)
今、家に本を増やしたくない気分なので
古書展はのぞかず、「小林かいちと大正イマジュリィの絵葉書たち」展 だけ見てこよう、
‥と思っていたのだけど、‥実際見ちゃ、だめ、だよなあ‥
(絵葉書たちは、とてもモダンでスマートで素敵だった。
杉浦非水という人の花のデザインが特に素敵と思った)
(29日追記 :杉浦非水、わたしが知らなかっただけですごい有名な人だった
日本初のグラフィックデザイナーですって (無知すぎる)(→☆) )
抵抗むなしく、イギリスの子供用おもちゃ作りの絵本(’75年。写真参照) を購入
だっておもちゃの異様な手作り感がカワイイんだもん!
(こんな奇妙な人形与えるのは虐待じゃないのか‥ というほどの手作り感‥)
子供モデルの洋服もいちいちツボにくるスマートさで、さすがスィンギングロンドン!
買い物のよろこびを、地下で甘いコーヒーとともに まったりかみしめる
【尾崎翠美術館】(→☆)
見送ろうと思ったのだけど せっかくだから!
足をのばして九段下のギャラリーまで
途中千鳥が淵の新緑のあざやかさが凶暴なほどで!
それに見惚れてからギャラリーに入ったせいか
いまいちこころに響いてきませんでした
今日いちにちの疲労がでたのかもしれません
全体にスマートすぎて、とぼけたおかしみが感じられず 残念
解釈のちがいかなあ
「現代美術ってやったもの勝ちだな」 というのがわたしの現代美術観です‥
(そもそも観にいく資格なし)
(あ、でもこれは素敵―! というのもありました。収穫はありました)