5月に読んだ本を(以下略)

ついでに5月に読んだ本も


へたも絵のうち (平凡社ライブラリー)

へたも絵のうち (平凡社ライブラリー)

何度目か。何度読んでもほれぼれしてしまう超越感と普遍性

「どうしたらいい絵がかけるか」と聞かれたときなど、私は「自分を生かす自然な絵をかけばいい」と答えていました。下品な人は下品な絵をかきなさい、ばかな人はばかな絵をかきなさい、下手な人は下手な絵をかきなさい

インタビューをおこした本なんだけど、喋ることって書くことよりテレとか気取りがでちゃうから
作為が入りにくいと思うので、‥ほんとにこう考えてるんだろうな‥
真理すぎておそろしいけど、なんってかっこよさ‥!


この本の欠点は、残ページを見て「終わりに近づいてきたけどまだもう少しのこってるもん」
と思っていると ふいに終わってしまうこと (巻末の解説や年表が長いのだ。クスン)


わたしの渡世日記〈上〉 (文春文庫)

わたしの渡世日記〈上〉 (文春文庫)

わたしの渡世日記〈下〉 (文春文庫)

わたしの渡世日記〈下〉 (文春文庫)

6月の早稲田松竹にあわせて再読 (6/9〜15:「浮雲」「流れる」)
エッセイもおもしろいけど、やっぱりこの自伝の痛烈ぶりにはかなわないなあ
映画界についてあれこれ触れているので ヘエーそうなんだーと感心するのもたのしい


あとは4月にひきつづき山田風太郎の忍者シリーズをよみすすめるも
エロ成分の高さにめげて、そんな自分をだめだと思ったり思わなかったり‥ (迷いどころ)
(「9巻 忍法聖千姫 山田風太郎忍法帖短編全集 (全12巻) (ちくま文庫)」 ←これはおもしろかった。
 「山田風太郎忍法帖短篇全集11 (ちくま文庫)」] ←これ。これには女子、気をつけて‥)


妹から借りて、「ばらとおむつ (角川文庫)」読んで
つれづれシリーズ復活と考えていいのかな? と 喜んだり (うれしいぞ)


そしてこれは脱落中‥ あのころ(ほんとに幼少期) あんなに好きだったのに‥

キノコ・キノコ 2 (ソノラマコミック文庫)

キノコ・キノコ 2 (ソノラマコミック文庫)

(やっぱキノコが主人公って、なし) (だからマッシュはなんなんだよ(種類は))
(キノコがスタイル気にしたり薄毛を気にしたり、しゃらくさい)
(あまりにシュール(?)(オチがないのってシュール?) で、
 幼少期はかったるかったポエムのページに安らぎを感じている自分にびっくり)


(この本(2巻)、読んだけど昔と同じふうには愛せない‥(溜め息)、という友人から譲り受けた)
(エヘ)