名画座フォーエバー

でかけようとしていた寸前に Kに用事が入ってしまい
急遽 ひとりで休日を過ごすことに
せっかくでかける準備をしていたことだし 中野武蔵野ホールへ行く


中野武蔵野ホールは 気が付けば 任侠専門映画館になっていて
ずーっと足が遠のいていたのだけれど
任侠専門館になるまえは 地味ながらも いいプログラムがかかる
いい映画館だったのだ (たまにすんごいハズレ映画もあったが)
横浜の実家にいた頃も 往復で3時間かけて映画見に来たりしたもんです
(定期があるので 電車賃はたいして かからなかったの)


任侠映画館になってからはずっと行ってなかったのだけど
(わたしが最後に行ったのは2001年のチェコアニメ
中野で仁侠映画はむずかしかったのか 5月中に閉館してしまうらしく‥
ちょっとオセンチモードで 仁侠映画を見に来たわけです


・三代目襲名(1974) ・ならず者(1964)
ともに主演は高倉健‥ じつは高倉健の若い頃の映画を見るのはハジメテで
健さんカッコいいじゃん!! と ちょっとビックリ
http://www.movie-circus.jp/contents/00009417.html


三代目襲名は 戦時〜戦後のお話で かるく日本史& 日本文化にふれたような錯覚も‥
30年も前の作品なのに 田中邦衛田中邦衛で これもビックリ


ならず者は 任侠‥ではなく 異国の‥ ハードボイルド物? 不思議なお話でした‥
加賀まりこがそれはキュートで‥ 64年というのは「月曜日のユカ」の年なんだな とヘンに納得


昔の日本映画、かつ普段見ないジャンルというのは もはや外国映画のような感覚で
日本映画を見たときに目につく アラなども感じにくく なかなかよいジャンルかも‥
でも2本続けて見たら けっこうおなかいっぱいで こういう映画は年に1,2度でいいかな‥
ちなみに見に来ているのは オールド映画ファンぽい紳士や 任侠ファンぽいやや酒くさい紳士
あとは映画ファンカップルでしたかね 女一人はわたしだけでした‥


それにしても やっぱり 名画座が閉館してしまうのは 寂しい‥!
なんとかならないのでしょうか‥