東京焼盡

終戦記念日に読み終わるように 読み始めたのだけど
だいぶん遅れて読了
すーごくおもしろかった‥(放心)
かんたんに説明すると 太平洋戦争末期の東京で 
内田百輭が 暮した日々の記録 なんだけど
文学者の目というのは 枯れながら みずみずしく 正確にして 詩的
今までに読んだ戦争の記録(数少ないけど) とはだいぶ趣がちがう‥
なにを書くかというより どう書くか、ということを さいきん 考えます
(要するに書くひとの資質なのかしら‥  あ、それが文才?‥がーん‥)


途中、おもしろさにやたらこうふんして、百輭先生のお墓参りしたい!
と ミーハーな思いにつきうごかされて ネットでみてみたら*1
思いがけず うちから自転車でいける距離に お墓があるらしく‥

今までに 他家のお墓参りなんてしたことないから
(フランス旅行中に ゲンズブールのお墓に行ったけど、あれは100%ミーハーな 観光)
いざ生活圏でのはなしとなると えーどうしよう!? と おじけづいてます
だって全作品読破した熱心な読者というのでもないし‥


とりあえず(?) ちくま文庫の 「内田百輭集成」 を 集めることに決めました
すでに持っている本のもあるので だぶるのはな〜 と躊躇していたのだけど
(全部集めると 場所取るし‥) (あと新仮名‥ 読みやすいけど‥)
まぁいいや これから読書の秋だしね