ツィゴイネルワイゼン

池袋新文芸座で 
江戸川乱歩映画祭(乱歩とその時代)のプログラムから
ツィゴイネルワイゼン陽炎座 の二本立て


ツィゴイネルワイゼンはビデオで観て、
これを映画館で観たら きもちよくうっとりできるだろうなー と
いつか映画館で観よう、とたのしみにしていた
期待どおり、うっとり かつ ぞくぞくしてきた
ツィゴイネルワイゼン 観て 陽炎座 観て で 計5時間座りっぱなしなのに
もう一回ツィゴイネルワイゼン観たい という気になった (却下されてあきらめたけど)
観るたびに印象がかわりそうな 万華鏡映画なので またいつか観よう


今日気がついたのだけど 新文芸座の闇は濃い
(上映中、スクリーン以外の照明がほとんどない)
これは わたしには かなり高ポイント  映画館は こうあってほしい! 
でも そのぶん、途中入場すると とつぜん闇の中に放り込まれることになるので
上映時間は厳守したほうがいい 足元危険 (と 自分用メモ)


陽炎座は、2本立ての2本目だったせいもあるかもしれないけれど
ツィゴイネルワイゼンほどのテンションを感じなかった
着物女子的みどころも、ツィゴイネル〜 のほうが充実してたし
(キーワードも、陽炎座のはないのね やっぱりね‥)
(あ、でも着ている着物は上品すぎて食指が動かないけれど 
 大楠道代陽炎座のほうが全然綺麗 美人というのはこういうことか!)

原作が 内田百輭(こちらは原案程度か) でも 泉鏡花でも 
鈴木清順映画的には あまりちがいがないことに 潔さを感じた