サ・ヴァ、サ・ヴィアン

バウスシアターでレイトショー、ピエール・バルー フィルム・フェスティバル


ピエール・バルーが1970年に撮った (初の長編)映画‥
評判がよかったら もう 何度も上映されているだろう と 思ったので (今回日本初上映) 
正直、あんまり、期待していなかった
でも、わたしは ミーハーなので
ピエール・バルーが撮った 1970年のパリ」
というだけで けっこう たのしめるのではないのかという 自信もあった


‥正直、前半は そんなかんじだった
パリの描写は素敵なのだけど 話が停滞というか なかなか動いていかないので
ちょっとだるいなー こういうの 編集でなんとかならないかなー と ぼんやり観ていた
中盤から 映画が機能してきたかんじになって どんどん まわりだして
後半は 切なくなったり 目を細めたり 最後には なんとなくしあわせな 気分
なるほど 映像詩人だぁ‥

・・・
今日は ピエール・バルートークショーということで 上映前に かるく映画の解説、
上映後に 質問コーナー、そして アカペラで 一曲歌ってくれた (!)
こんな間近に ピエール・バルーが 居る、ってだけで 不思議なかんじなのに 歌まで‥!


さらに全部終わった後、ロビーで 気さくにサインしてくれていた
!!!! CD持っていけばよかった〜!!! 
自分の行動のツメの甘さを イヤになるほど感じた出来事‥
(でもその場で新しいCDを買うのはイヤだった。ケチだなー 自分‥)


こんなことが さりげなく おこなわれている 東京ってすごいな と 東京を見直しながら 帰宅