きらい・じゃないよ

ザムザ阿佐ヶ谷で 十年以上ぶりに 観た
こんな映画だったんだ‥  散文詩のような映画だった
監督の思想が ちょっとてれくさいかたちで 顔をだす
こんな映画だったんだ‥
なんというか、ええと  (伊藤猛、かっこいい)


やけに輪郭がぼやけるなぁ と思ったら
フィルムの状態が かなしいことになっているみたいで
明日の上映が ほんとに最期になってしまうかもしれないらしい
このはかなさも なんというか ええと‥


・・・・
上映前の挨拶は 伊藤清美、
上映後は 伊藤猛と 映画秘宝編集長 田野邊尚人氏の トークショー


いい話だな、と思ったのは 田野さんと 内田栄一の出会い:
自転車吐息」を試写で観て 気に入った内田栄一が 
自ら 映画のチラシ文書きを買ってでてきた というのと
その文章に感動した 田野さんが 自分の原稿を一枚数え間違えたように振る舞い、
1ページスペースを空けて そこに その宣伝文をいれた、という話 
(つたない文章ですみません 伝わるかしら)


好きなものが好きだー という 単純でうれしい いい話