復讐者に憐れみを

オールド・ボーイ」の パク・チャヌク監督の
復讐三部作のなかの 一作(三作目は現在製作中) らしい


オールド・ボーイ」は わたしのなかでは 娯楽作だったのだけど
この映画は‥ ちょっとキツすぎ ・ 救いなさすぎ ヘヴィーすぎ
まぁ、「ハードボイルドってのはそういうもん」 って言われたら 
それまでだけど


この監督は にんげんより 物語に重点を置く ひとだと思うんだけど
男のひとの描写は それほどでもない(と思う) のに
女の子は けっこう魅力的に描かれていて その魅力的な女の子が とにかく酷い目に遭う*1のは
見ていてキツかった‥ いっそ魅力的に見えなければ これほど応えないのに‥
ヒロイン役の ペ・ドゥナの 謎キュートな革命家っぷりも 魅力的だったけれど
誘拐される少女役が やけに かわいかった  (韓国でも 「ぼのぼの」 放送してるのねん)
(漫画アマリリスの鈴ちゃんのような。 ←鈴ちゃんが酷い目に遭うと想像。 ね、ツラすぎる‥)


全裸でヒッチハイク(←ちょっとちがう) とか 女ボスに注射してあげる とか
エレベーターで手を握る(‥!) とか 名シーンも けっこうあるけれど
あんまり ひとには すすめません‥ (わたしにこの映画をすすめられたら、ある意味 踏絵だと)
でも復讐三部作、さいごの一作も たのしみに待つよ‥! 


(それにしても殺伐映画が続いたので なんか女子っぽい映画観たい‥)

*1:男も酷い目に遭うんだけど。男女問わず、とにかくみんなして酷い目に遭う、という映画です