越前竹人形 [DVD]

三百人劇場で 「吉村公三郎 女性映画革命」


映画の日だから なにか映画に! と思いつつ
なんで こんな渋い映画を観に 千石まで‥*1
と思ったけど おもしろかった!
メロドラマ、と言ってしまえば それまでなんだけど
モノクロ画面の美しさ*2 *3
若尾文子の 綺麗さ (このひと観ると感想こればっか。すいません)、
これがデビュー作らしい 山下洵一郎の 愛すべき でくのぼうっぷり、
どちらも魅力的で 説得力があって 悲劇性が美しかった


あと 中村玉緒のキュートさ! 
今まで 中村玉緒の若い頃の顔って、整っているけど とりとめがなくて
それほど 魅力を感じなかったのだけど この役は ころころ変る表情がキュートで
ほんとうに可愛くて まいった

*1:答え: Kが居ないから。いっしょに観に行くつもりなので「サマリア」も「コーヒー&シガレッツ」も「弥次喜多」もまだ観れてない‥ 「サマリア」終わっちゃうよ。でも新文芸座に来そう。でもそれを言ったらこの吉村公三郎特集も新文芸座に来そうだ。すべての道は新文芸座に続く。

*2:でも、着物好きとしては着物をカラーで見たかった‥。遊郭の場面とか、さぞ あでやかだったんだろうなぁ。タメ息。襦袢はやっぱり赤?とか 想像するのも楽しいけれども。

*3:あと、若尾文子が登場する場面の、雪支度。あれ、なにをどう着ているの?大雪の日に着物を着る予定はないけれど 気になった。ゆきんこ‥。