老人と映画館

月曜日の新文芸坐は 立ち見がでる盛況ぶりだった
休日の9:40って 早朝ではないですか? 
(あなたの返答がどうであれ わたしには早朝です)
それなのにこの盛況は すごい‥!


  年配の方が多かったので 
  お年寄りは朝が早いから、朝の回が混むのかと思ったのだけど
  映画を観終わって、次回のお客さんの列がとても長かったことを思うと
  昼の回も かなりの混雑だったもよう
  (夕方の回は それほどでもないのかもしれない
   でも 明日から1週間が始まる日に 夜更かししたくないからなぁ)


GWのチャップリン上映が けっこうすいていたことを考えると
成瀬巳喜男特集は 人気があるのだなぁ
DVD化されてない作品が 多いせいかなぁ
よくわからないけれど 名画座好きとしては 喜ぶべきことなんだけど
でも 立ち見は いやだよなぁ
(この日は立ち見は免れたけれど 最前列で観たので 首がつかれた)
(座れなかったお年よりたちは、立って観たのかしら。
 倒れた人は いなかったみたいだけど‥。)*1 *2


それで思ったことは、みんな映画館が好きなのだ、ということ
それなりの値段で おもしろい映画を上映すれば お客さんは来るのだよ
みんな感じてるだろうけど 1作品1800円は高い*3
だから どんどん 映画館に行かなくなっちゃうんだ
お手ごろ値段なら映画館で観たい、ということを立証しているよ!


  わたしが行く映画館で 混雑が印象的なのは 新文芸坐ギンレイホール
  新文芸坐はシルバー世代が ギンレイホールはカード会員が 支えているみたい


 年配のお客さんをよく見るのは 
 新文芸坐、阿佐ヶ谷ラピュタのモーニングショー、三百人劇場
 (どちらも古い日本映画を上映してるとき)
 ここでは 30代(自分)はまだまだヒヨッコ、ソー・ヤング (← むなしい)


・・・
さいきんの自分の日記は 乙女度数が低すぎる、とかなしくなっていたのだけど
今日の日記は低いを通り越して 乙女度数皆無! も通り越して
乙女度数、もはやマイナス‥ (それどころか加齢臭ただよう‥ あわわわ‥)

*1:休憩時間中に、しんけんにご年配の夫婦を見かけた。杖で歩くおじいさんが、おばあさんといっしょに女子トイレに並んで、つきそいの人(息子さん?)に、「そっちは女子トイレ、こっちに並ぶんだよ」と説明されていた。「いや、だってばあさんはこっちに並んでるぞ」、なんて返答していたけれど、あのおじいさん、映画のスジは理解できるのかしら。昔観た映画のほうが、ずっと理解しやすいのかしら。謎。

*2:名画座、ひいては映画館について考えるつもりだったの いつのまにか老人問題に‥。新文芸坐は 観客に(必然的にお年寄りにも) 優しい映画館で 立派。

*3:と知りつつも先日の「リチャード・ニクソン」、前売り販売が終了していたせいで1800円で観た。いっそシネセゾンの会員になろうかとも思ったけれど、チケットセンターをハシゴしているあいだに時間がなくなり、書類に記入する時間がなかった‥。ふぅ‥。よりによってあの映画を‥(だからこっぴどくダメージを受けたのかも)。