うたたねの友

でかけようと思ったのだけど
きもちはしずんだままだし 暑いし
部屋で本を読みながら うたたね


サバタイム (大島弓子
なんとなく 自分をとりもどしたいときに 手にする本(漫画)
もう、サバがこの世にいないことを知っているので
よりいっそう美しい日々に思えて なんというか 胸がじんわり熱くなる
自分のくらしを だいじにしなくちゃ‥ 
すきなひとには優しくしなきゃ‥ などと思いつつ うたたね

・・・・・
全然かんけいないのですが 今日のサマタイムというのは
わたしのなかでは キセルの歌と 大島弓子の短編からの ダブルネーミング
というか キセルの「サマタイム」を聴くと 大島弓子の短編を思い出すので
きっても きれない かんけい
(そう思いながら聴くと また趣があって よいです サマタイム ←こわくてせつなくなる)


ファンタスマゴリアデイズ (1) ファンタスマゴリアデイズ (2) (ファンタス マゴリア デイズ : たむらしげる

ちょっと気力がでてきたので とおくまで いけるような気になり 手にした
とおくまで  ‥しずかで さわがしくて ちかくて とおい場所まで
フープ博士はやっぱりすてきだ‥ でも こんなひとだったかしら
なんて思いながら またうたたね


島暮らしの記録 (島暮らしの記録 : トーベ・ヤンソン
このあいだの短編集で 気をよくして(?) 再読
無駄のない文章、というか そぎおとして そぎおとして そぎおとした文章なので
ゆっくり噛みしめて読まないと
いろいろな信号を見おとしてしまうような気がして
短い本なのに なかなか読みすすまない
本をおいて 島のようす 嵐のようすを 思い浮かべたまま うたたね (幸福)


・・・・・
やっぱり つかれていたのかな
うたたねばかりの 一日だった*1

*1:まったく関係ないのですが。寝てばかりの自分をお伽噺にたとえると。わたしはフツーに「三年寝太郎」だと思うのですが 世の中には「眠り姫」と 素でこたえるひともいるのですね。乙女たるもの、自分に嘘ついてでもそう言っておくべきなのかしら。乙女の道も一歩から。というか、まず最大の敵は自分。これは、どんな道を歩くときも同じなのねきっと。