また逢う日まで [DVD]

これは 久我美子出世作というのと 1950年(?)キネ旬一位というので 期待してたのだけど
岡田英次演じる主人公が あまりにいたずらにからっぽすぎて
全然感情移入 というか 同情できなくて困った
久我美子は魅力的なんだけど なぜこの男に惹かれる?
それが恋、と言われちゃそれまでなんだけど 
でもほんとに彼はからっぽよ!? しかもこのご時世に!
観ているうちにだんだんイライラしてきて
そんな自分を 「自分優しくない・・・」 と 幻滅したり
本編に関係ないところで消耗してしまった


久我美子の母親役の 杉村春子はさすがの演技だった
終盤のセーターを渡す場面は 指先まで、神経がゆきとどいているかんじ (ホロリと)


(でも、あんな男への恋は反対しつづければいいのに‥ と思いながら観てたけど)
(わたしの映画の鑑賞法は、間違っているのか) (今に始まったことじゃないけど)