やさぐれ姉御伝 総括リンチ

(‥‥。なんでコレ観たかったんだろう。‥いや、面白かったんだけど)


はじまってスグに気付いたんだけど、これ、ポルノ映画なのね
どうりで女子の姿が少ないよ‥ ボクシングとポルノじゃ、女子は来ないよ
(というか石井輝男だから。どれをとっても 女子、来にくい)
一瞬たじろいたのだけど、冷静に見ると、エロシーン、エロくない‥
サービス精神満載で そのせいでお話は豪気に破綻して、おもしろかったー
観終わったときは すかっと爽やかな気分‥!


(とってつけたように女子視点)
運びやの女の子集団の着物姿が どれもこれもなかなか可愛らしかった
むかしでていた「KG」という、ストリート系キモノ(というコピーだった)本のようなかんじで*1
あでやかなカジュアルで 見ごたえありました
と言っても動きが早く、帯揚げや帯締めなどのこまかいところはチェックできないのだけど
人数も多くてなかなか壮観 (ウェスタン調?の女子集団とか 裸集団とかも壮観)
着物女子は、かるいきもちでビデオとか見てみるとたのしいかも*2


・・・・・・
ちょっとまえに日記に書いた、「この手の映画の客層が苦手」というのは
屈折した映画ファンというか、これみよがしな笑い方をするひとたちで、
(以前大井武蔵野間で「恐怖奇形人間」を観たときに遭遇。映画よりお客さんのほうがインパクト大)
たしかに「なにコレ?」と 口から空気がもれるような展開の場面はあるのだけれど
そこで 「俺はわかってるぜ。ここで笑わずにドコで笑うか」 とばかりに大声で笑われると
映画をたのしむというより、映画をとおした自己アピールをたのしむみたいな態度に
イライラさせられてしまう(近親憎悪だったらいやだなぁ) のです
それで ここでもそんな思いをさせられたらやだなぁー と思っていたのだけど
今日の新文芸坐ではそんなことなくて ふつうに観ていられてよかったです (ビバ!新文芸坐
(まぁ丸腰で大井武蔵野館に行ったオマエが悪いんじゃ!と言われたら それまでなのですが)

*1:「KG」はもうないみたい。→http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4576040642/qid=1131172960/sr=1-7/ref=sr_1_10_7/250-2940499-7345027

*2:しかし着物の襟元に赤いスカーフって!こんなヘンな格好するから事件に巻きこまれるんだよ、姉御‥