アイドルたち

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渋谷アミューズCQNでレイトショー
60年代フランスのアイドルビジネスを皮肉った映画
なんかちょっと女子っぽい映画が観たいなーとでかけたのだけど
乙女映画ではなく キワモノ映画だった
(おもしろかったからいいけども)


と言ってもファッションの可愛らしさ
イエイエの (愛すべき)ばかばかしさ
ジジの踊りの見事な軌道のズレっぷり*1 *2 *3 *4
インテリアの奇抜な60‘Sさ
かなりお洒落なんだけど それを上回る毒気と攻撃性
もーすべてをぶちこわせと言わんばかりの60年代ムードが
映画自体をぶちこわしそーになっていて
終盤は「この映画どう終わらせる気なんだ‥」と不安になるほどの かなり熱い映画でした
ジジの踊りのところだけ、もう一度と言わず 何度でも観たい‥!

・・・・・
23日には、野宮真貴トークショーがあるそうです
水曜日だから千円だし、おしゃれ女子はぜひ、この日にどうぞ

*1:そもそも役名が“狂乱ジジ”。こんなアイドルありえなーい。でもいたら好きにならずにいられない

*2:ビュル・オジェは、見た目は浜崎あゆみみたいな華奢な美少女アイドルなんだけど、歌い踊る姿は戸川純野沢直子か‥、っていう破壊力‥(←ごめんたとえが古くて。しかもわたし野沢直子の歌っているとこ見たことないので想像だし) 

*3:ついでに言うとこの映画は、2人の男性アイドルと、1人の女性アイドルの話なのだけど。男性アイドルの1人、「短刀のチャーリー」(ピエール・クレマンティ)は、長い手足にクセッ毛、予測できない動きっぷりがアンガールズ田中みたいでした。←ごめん、たぶん似てない。田中ファンの欲目‥ 。でも動きかたも表情も、キモかったっす、チャーリー

*4:こうなったら残りの1人、魔術師シモン(ジャン・ピエール・カルフォン)にも触れなくては。‥この日は流行通信編集長とモデルのアンヌさんのトークショーがあって。2人とも、3人のなかではシモンがいちばん好き、と仰っていたのだけれど。わたしはシモンは「顔が四角スギ‥(あと歌いっぷりが朴訥すぎ)」とあまり応援する気になれなかった。ジジの踊りっぷりとチャーリーの狂いっぷり、2人の神がかりっぷりは応援するー!