THE LONG SEASON REVUE

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名古屋のフィッシュマンズのライブにキセルが出演した、とか聞くと、そりゃあ 「うわあ!」
見たかった!なんで名古屋なの!
でも東京のチケットすごい争奪戦ぽかったし、もとから参加する気なかったし、
そもそもわたし、まだ、「男達の別れ」 聴けてない‥*1 と、胸に重いものがやってくる


 フィッシュマンズは、たまたまデビュー前にラママでライブを見て、うわぁかっこいい!と思って、しばらく、ライブをに通っていて。ハカセが抜けるちょっと前まで、見てたのかな。「空中キャンプ」くらいから、佐藤さんが、どんどん遠く(人気がでて遠い人に感じる、とかでなくて、なんか、彼岸)に行ってしまうかんじがして、こわくなってライブに行かなくなっちゃって。アルバムも、こわくて聴けなくなっちゃって(音楽的に研ぎ澄まされていく様子も、おそろしかった)。でも、存在は、気にしていて。訃報を聞いたとき、「ほんとに彼岸の人になっちゃったんだ」 とたまらなくこわくなって、あと、自分はフィッシュマンズから逃げたんだなぁ、と後ろめたく思った。あの感覚を、いまも、少し覚えている。ぜんぶ、わたしの思い込みなんだけど。
 ファンのひとの熱い文書を見ると、こんな自分が足を運んでもいいのだろうか、と不安な気もちになるのだけれど、でも、映画なら、行っても、お邪魔じゃないよね?(誰にたずねているのやら)、というか、行きたい。行かせてよ。行く。行けると思う。

*1:発売してすぐぐらいに、友達にプレゼントしてもらったんだけど、これでお別れ、というのがこわくて、いまだ未開封