8月のクリスマス(2005)

観たら泣きそうだけど、それもなんだかなぁ‥
でもギンレイにくるから観ておくか‥*1
そんなふうに あまり気がすすまなかったのだけど、
丁寧にやさしく作られた、いい映画でした (当然のように泣いてきた)


山崎まさよしは、いい人材だなぁ
体温とか匂いがしそうなたたずまいでいて、淡々と・抑制のきいた演技が
ベタなはなしに不思議な距離感を与えて、好感触
(うん。考えてみればさいしょから、山崎まさよしの映画じゃなかったら観なかったな)
(こんなに誉めながら、山崎まさよしの、CD聴いたことないの。ごめんなさい)


相手役の関めぐみ*2は、ときおり見せるアンバランスな表情が かわいかった


景色や家のなか、画面のなかの光の加減、
全体的に、淡くやさしいトーンが、せつなかった*3

*1:いまのわたしにとって、ギンレイにくるのに観ないということは、たぶんこの先ずっと観ることがない、ということなのです。この日は、ラピュタの「特急にっぽん」と、どちらを観るか迷ったのですが。ギンレイのほうがお財布と時計に優しいことと、「ロシアの機関車」の次が「特急にっぽん」って、自分どれだけ電車好きだよ、って思って(こたえ:ぜんぜん、電車好きではない)、ギンレイに軍配があがりました

*2:この人がハチクロのあゆかぁ。はぐ役の蒼井優ちゃんとのバランスを考えると、なんかへんに納得

*3:オリジナルの韓国版はどうなんだろう。こんなにひかえめなのかなぁ。‥というか、不思議な企画だなぁ。泣いたけど