かもめ食堂

面白かったです


なんだか「いかにも」すぎてあざとさを感じるけど、
それはこの世界からもっとも離れた感情なので なるだけ封印‥
(だから、そう思わないですむように、
 もっとデリケートに作ってほしかったんだけど)*1
多くを望まず、身をゆだねればいいんじゃないでしょうか


観終わったあと、観客席から「オモシロカッター!」という空気が発散されていてびびりました
フィンランド行きたーい!」って話しているオンナノコがいて、
いくらそう思ったとはいえ、いのいちばんにそう叫ぶとは、なんと邪気のないオナゴじゃ、
と感動しました
(もちろんわたしも、自分が旅行したときを思い出したり、また行きたいなーと思ったのだけど。
 映画が終了すると同時にそう叫ぶには、あまりに汚れすぎているのか)


パンフレットがかわいく凝っているので、これをながめて邪気を落としたいと思います*2 *3 *4

*1:だって〜。食堂だからよそゆきにする必要はないとは言え、ごはんが美味しそうに見えないんだもん。おにぎりだからって味噌汁も漬物もナシだったら、しょぼいって思うもん。いくら主人公の思い入れがあるっていっても、わたし、梅干、極力食べたくないもん(苦手。キライと言ってもいい)

*2:こころを清めに行って、自分のこころの汚れに気が付いただけの成果って(成果というか敗北)。ストレスたまるっちゅうねん

*3:面白かったですよ!小林聡美美人だし。わたしも眉毛チャンとくっきりアーチ型に描こう、と思ったよ

*4:昔読んだ誰かの小林聡美評に、‘美人じゃないことを切り札にして、同性からの支持を集める’と書かれていて、うむ‥?美人。じゃないのか?美人じゃないか?‥美人、じゃないのか‥? と落ち着かない気持ちになったのだけど。小林聡美は美人である。とその作家の人に言いたいです(誰が書いた文章だったのか、まったく覚えてないけれど)