観賞用男性(1960)

三百人劇場*1野村芳太郎レトロスペクティブ」


おもしろかったー
総天然色というかんじの、色あせた空の色・水の色、
ポップさがまぶしいロマンチックコメディ
映画が始まった瞬間、あ。これ、ほんとに隅々までかあいい!とわくわくして、
実際ひとつひとつ丁寧に、お洒落かつ罪なくお馬鹿さんで素敵だった
1960年の日本の映画を「お洒落」とか「豪華」と書いても
あまり信じてもらえない気がするので、ぜひこれは観て、その目で確かめてほしい‥
(びっくりすると思う。「セッソ・マット」とかとタメはれるお洒落さ)*2 *3


・・・・・
この映画はチラシでもチェックしてたのだけど、
山崎まどかさんの日記で中林洋子原案・衣装と知り、
(中林洋子さんのことは先日のいろは4号で知ったばかりなので、
 付け焼刃といえば付け焼刃なんだけど。タイムリーといえばタイムリー)
見逃せない‥! と張り切って出かけました


わたしのような(浮かれた)女子観客が多いはず! と思ったけれど、
三百人劇場の客層は いつもと変わらなかった‥*4
(なにか大きな磁力があるのか。千石)

*1:三百人劇場は劇場に「劇場周辺マップ」なるものが置いてあるところが大好きだったのに。年末の閉館まであと何回行くのかな。そのあと千石行くのかな。悲しんでもしかたないけど、悲しいぞ

*2:しかしタメはるという表現が。お洒落語る資格なし

*3:ので訂正。「どこに出しても恥ずかしくないお洒落さ」。あ、なんか大きく出すぎた? ‥急に弱気に‥

*4:いつもよりちょっとおめかしめにして行ったのに。スコンと空振りに終わった