銀幕ランドスケープ

喜劇映画研究会結成30周年記念イベント 
シネマアートン下北沢
何度も通いたいと思いつつ、
ジョルジュ・メリエスの日に


音楽担当の、おおたか静流(vo・per)と 鬼怒無月(g)
どちらの方についての知識もなかったので
言葉のない状態で完成されている映画に
あえて日本語がをのせることに少し抵抗があったのだけど
そんな心配、ぜんぜん要らなかった


童謡やスタンダードナンバーだったので言葉が邪魔しないどころか
でたらめをまぜっかえしてくれて すごくよかった
めちゃくちゃっぽいのに安心できる、おおたかさんの歌のうまさには心底感心
(エンディングで歌った‘end of the world’の日本語版は
 最近聴いた歌のなかでいちばん!の感動)
鬼怒さんのギターの自在さも凄かった
(コメント?も自在で凄かった‥。「くだらねー(笑)!」「意味わかんね〜」)


おおたかさんは 「今日の映画はつまらないです。今日は博物館に来たつもりで」 
と 言っていたけど
たしかにだいたい百年くらい前の、「写真が動くってだけでオモシロイ」 時代のものだから
よくわからない箇所もたくさんある*1のだけど
‥ でも博物館てたのしいところだもんね ‥
原始的な歓びってすばらしい
くだらないのが値打ちだとさ、の「音楽狂」、あれ大好き

*1:たぶん、なんでああなったの?て聞いたら、スゴク現実的にしょーもない理由なんじゃないかしら、と勝手に推測