紫陽花の帯

ちょっとそこまで程度の外出だったのだけど
雨があがったので 着物をきていく
だって この紫陽花の帯 しめたかったんだもん
季節のモチーフは 先どりが粋、同時や遅れるのは野暮、
みたいに言われるけど
そういう原則があることを頭にいれつつ、
身につけたい人は 身につければいいと思う
あれこれ他人のことに 口をはさむほうが野暮だもん


町なかで 着物を着ていると、おばさんグループの視線が痛い
好感触な視線を送ってくれる人もいるけど
けっこう無遠慮に見られることも あるのだ
もう、あれは なんなんだろう‥
自分の着ている服には 無頓着風なのに 他人の服装をジロジロ値踏みするかんじ
わたしが 着物のきまりごとに自信を持てないせいかも知れないけど ヤなかんじ
オソロシイし悔しいから せめて背筋をのばして 堂々としてみる