あこがれはムーミンママ

ムーミンママは ときにすごく進歩的

・よごれたお皿は次の雨までベッドの下にしまっておく
・掃除は気分がのったときにしかしない
・庭はジャングルのようにして 迷子になってスリルをたのしむ
・(↑このことを考え直すように 意見されて カッとなって)
 隣人フィリフヨンカの窓に ゴミを投げ込む

    (福武書店 ムーミンの冒険日記 :ムーミン一家とメイドのミザベル より)
    (または筑摩書房 ムーミンコミックス12: ふしぎなごっこ遊び より)
(今日改めて読み比べましたが、訳がちがうと雰囲気がだいぶ変わります
 わたしはこの話に関しては、福武版の野中しぎの訳のほうが トボケていて好き。
 「あのアホな家族からだわ!」(福武版)   「あの変てこな家族からの招待状!」(筑摩版))


そしてたまに パパについて こんな愚痴を言う

また例のお子さまごっこ
いつまでもおとなげない夫というのも疲れるわ

    (筑摩書房 ムーミンコミックス2: ムーミンママの小さなひみつ より)

これを見たときは、「そりゃママだって、ときにはそういう気分になるよね」
と笑ってしまった ごめん、ムーミンパパ
でも、ムーミンママには (わたしがもっと成長したら) 一度ゆっくり話をうかがいたい‥


でも基本的に、ムーミンママは いつも おだやかで 物事に動じず
他人を尊重し 自分も尊重する 実にクレバーな婦人

自由! 自由ねぇ‥
わたしはいつだって自由だったわ
いずれ預言者にも わかるでしょ

    (筑摩書房 ムーミンコミックス5: 預言者あらわる より)

くー、 かっこいいー‥!


ムーミンの登場人物のなかで わたしが一番あこがれるのは だんぜん ムーミンママ です よ