大島渚二本立て

また新文芸坐で 〜 戦後60年企画 その時代を検証する
(今日から →)〔第二部〕 映画を通して社会の歪みを暴く 〜


実は 昨日いまいちだったので もう社会派を気取るのはやめよう‥
という気分だったのだけど 大島渚だし おもしろいはず! と
自分をはげましながら  出かけた


観たのは「日本の夜と霧」(学生運動もの) と 「絞死刑」(死刑とか国家とか差別とか)*1
どちらも エネルギッシュで 狂ってて 圧倒されて おもしろかった


国家とかイデオロギーとか性欲とか 昔は元気があったのだなぁ
羨ましく思う反面、自分がこの時代にいたら なじめたか自信なし


暑い夏にぴったりの 暑苦しい二本立てで‥ 晩御飯は食べられなかった

*1:絞死刑は 完全にクルッタ ブラックコメディ。けっこう延々とはなしが続き、最後のほう、画面を怒鳴りつけるお客さんも居た。観終わったあと、「こんな映画だったんだ‥ へんな話じゃね?(語尾あがり)」などと語り合う若者も。うん。へんな映画だった‥