私の頭の中の消しゴム

「泣きすぎて 鎖骨に涙がたまりました」 
コピーにたじろぎながらも出掛け*1、ぼろ泣き‥
(Kはもっと泣いていた。
 「もう少しで声を出して泣くところだった‥」 ←なんかあったの?K‥ )
恋愛映画のエッセンスを凝縮しつつ、気持ちよく泣けるように、
余計な策略(芸術とか教訓とか)が 入ってなくて 潔さに好感もちました
これだけ泣くと気持ちが落ち着き 清らかになるような‥ (気がします)


元カレを殴る(暴力)シーンがかなり執拗で 韓国映画だなーと思いました


わたしがいちばんかなしいと思うラブソングは
ピチカートファイブの「悲しい歌」で、(←なにもかも「そのまんま」‥)
最後の 「だけどいつの日か忘れるほず」 のせつなさには
もう、全面降伏なんだけど‥
忘れることというのは ほんと、救いであり 絶望です


アルツハイマーという病気は 最後息が出来なくなり死んでしまうことも多いそうです
(脳が、呼吸の指令をだすことを忘れてしまうというか)


しかし わたしはラストを (以下結末に触れます。触れまくりです)
ん? これは 恋愛を保つために 心中にむかうの?
どうなのかしら? んきゃー?? と 落ち着かないきもちで見守ってしまい
あとでKに、「アンタどれだけ根が暗いのさ」 と言われました


やっぱり泣く映画の、さじ加減がわからない‥

*1:前売り券をもらったの。泣く映画は、のりきれないと むなしさだけが残るので 義母にあげようかと思ったら 何故だかKが、観たい! と主張