世界で最も美しい本 1991-2005
‘世界で最も美しい本’という言葉に胸おどらせて、
印刷博物館のギャラリーへ
たしかにどの本も美しいのだけれど
ガラスケースの中におさまっていたら中の様子がわからない‥
いや展示物の1/3くらいは手にとって見ることができるのだけれど
(実際どきどきするほどスマートな本を手にできて嬉しかった)*1
ここのギャラリーは入場無料だし、贅沢言ってるのは自分でもわかるけど
でもちょっと歯がゆかった
「美しい本」て言われてわたしが思い浮かべるのは
武井武雄の刊本シリーズなんだけど
ここは「印刷博物館」、印刷物の美を 味わうところなのか
レイアウトとかフォントとか? ‥質実剛健ってかんじでした
30カ国から本が集まり、ドイツで開催されている、っていうのも大きいのかなぁ
(「幸田文の箪笥の引き出し(新書版)」が96年(?)の銅賞だったのだけれど。
この本そんなに美しい本だったかしら。はて。なんて首をかしげてしまいました。
いや、ふつうに美しかったとは思う(実家に置いてしまって、今手元にない)んだけど‥)
まぁ美しさの定義もひとそれぞれだしね‥
でもなんか腑におちない思いが残ったので、
こんどひとりで 「わたしの本棚で最も美しい本」 展でも開こう‥、と思いました
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この印刷博物館というのは、わたしの職場のごく近くなのだけど
閉館が18時(入館はその30分前まで)なので、今まで行ったことがありませんでした
今日ハジメテ行ったところ、実に立派な建物で! (驚きました)
特にミュージアムショップが。小さいながらも実に気の利いた品揃えで うれしい悲鳴‥
とりあえず今日のところは絵葉書*2を何枚かだけ買って帰る‥
(ミュージアムショップだけなら、会社の帰りに寄れるし、ね)
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(余談) ここの印刷博物館のミュージアムグッズの「曼荼羅Tシャツ」というのが
企業ミュージアム「グッズ人気コンテスト・ベスト10」の6位に輝いたそうで‥
ちょっとおもしろかったので、メモとしてはっておきます →こちら*3 *4