お嬢さん(1961)
〜三島由紀夫映画祭2006〜
大森はわたしの行動範囲外なので、こんな特集 全然知らなかった
(まぁいいけど。でもちょっと「憂国」観たかった。ちえ)
でも特に三島由紀夫に思い入れがあるわけではないので
チラシに 「本編の魅力は早口でしゃべりまくる若尾文子の愛らしさ」 とあった、
「お嬢さん」 を観に、キネカ大森へ (若尾文子には思い入れがあるらしい) *1 *2 *3
なるほど若尾文子、たいそうチャーミングでした
表情やたたずまい、台詞まわしの愛らしさはもちろん、
「お嬢さんの、可憐さ・生意気さ・少しの愚かしさ かくあるべき」
みたいなキャラクター設定、それが成立する世界観がすごく素敵だった
(全体的にのんきで善意に満ちたストーリーで。
ピンク色の壁紙、金魚鉢、など小道具も完璧。
三島由紀夫なのにこの世界観はいったい?と思いつつ。若尾文子まんきつ)
川口浩は、ぜんぜんハンサムじゃない、やけにのんきな風貌で (特に、髪型)
これでプレイボーイの役というのはいかがなものか‥?
でも、そのぶん若尾文子の可愛さ (川口浩の浮気を心配してやきもきするのです)が
クローズアップされる気がしたので、これはねらいなのかしら (謎)‥