美学校:古本講座

今日のわたしは、神様の存在を信じます
神様、どうもありがとう
(奇跡も魔法も信じます。理由は今日のお菓子参照)

今日のお菓子
ゼリーのイエのゼリー
玉澤 ‘九重’*1

  ゼリーのイエはわたしの夢だったの‥ (→☆(Q9参照)
  このあいだ久しぶりにHP見たら*2 通販を再開していて
  さっそく申し込んだものの 手元に届くのは10月か11月‥
  まぁいいやあきらめていたのが食べられるだけでうれしいもん
  あれこれ暮らしてるうちにすぐに秋になるしね
  などと思っていたところなのに、いま、目の前にゼリーのイエのゼリーが‥!
  ああ 神様‥

ゼリーのイエのゼリーはむっちりした弾力とゼラチンの溶け感が絶妙で
うわさどおりの美味しさでした。あああ16ケ入り頼めばよかった‥*3 
ここのへはゆずと玄米というとりあわせの妙。不思議になつかしい 爽やかに甘い味


あ。あと忘れちゃいけないのが おまけでついていた豆本
ひとりひとりに布貼の、5cm×4.5cmの「三つの嗜好品 : 森茉莉」が‥!
いや‥ もう‥ 全面降伏‥ 
こんなにイイコトだらけでいいのかな


今日の授業も素晴らしかったです
(今日、ちょう、長文) (しかも明日以降につづく)

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今日の授業は「乙女と古本」
ゲストは松浦弥太郎さん*4


まずはかるくレクチャー
古本とは・・・

・今まで誰かが大切にしていたもの (捨てられることがなかった本)
 次の持ち主に渡すまで、大切に付き合う
・宝石のように大切に扱う (←COW BOOKS 心得)
・大事にされて美しくなる
           ・・・・・・ 古本は乙女である (!)

・素敵なものが古いもののなかにしかないわけではない。新刊もよい本はよい
・バランスが大事


そのあと、生徒さんひとりひとりに、日本選書家協会(会員はヌマ先生と松浦さん) より
その人にセレクトした古本が渡されました (なんという豪華な企画だ)
(宿題として感想文を書き*5、来月は発表・朗読会)


普段の読書枠から離れた本ほどアタリと思ってネ と 言われ 
わたしが頂いたのは田中康夫のデート本‥ (お。大当たり‥ (気絶級‥)


ガビンと固まるわたしに松浦さんが、「あ。もう一冊はすごくいい本。これはいい」
・・・ほんと・・・? (もう誰も信じられない気分)
ほんとでした。 「散歩のとき何か食べたくなって : 池波正太郎
一瞬でも固まってしまってすみませんでした


乙女アンケート結果 (長くなるので明日以降書くつもり) をながめたあと、
至福のおやつタイムをはさみ、
古本道講座再開
後半はさらにヒートアップして、ほんとに充実した授業でした
(いま思い出しても。感動)


乙女(というか好ましい人間)の条件

・道徳でなく まごころ
・一途 (一度好きになったものはきらいにならない) (きらいに・なれない?)
・素直・自分に正直
・ういういしさを失くさない

一途ということについては
・世の中に素敵なものはたくさんあるけれど、これだ! というところを決めて 行きつける
・喫茶店ならひとつの喫茶店に、一日何度でも足を運ぶ
(朝の表情 昼の表情 夜の表情は違うので)
(そうやって好意を表明しないで、そのお店が消えたときに嘆いても‥)
などと話され、かっこいいな‥ と思いつつ 耳が痛いきもちも


(そのほか ・価値を認める人だけに価値がある などの名言も)


あと素敵すぎ〜〜 と心のなかで地団駄を踏んだのが
神保町への旅のお誘い
(午前部の生徒さんで、遠方に住んでいる乙女から、
 こんど神保町に行きたいので、とアドバイスを求められた、という話の流れから)


お店(古本屋さん)は、自分で見てまわるのがいちばんだから、特におすすめはないのだけれど、
泊まるところにお金を惜しんじゃだめ‥ 
ぜひとも山の上ホテル、出来れば文豪プランに泊まってほしい
ホテル代というのは時間代だから。一人の時間にかけたお金は、必ず自分のものになるから
(安いビジネスホテルは人間が駄目になる、という けだし名言も)

一冊の古本でも、読書するためにホテルで過ごすなんて
こんな贅沢な時間はないよ。
自分にご褒美をあげるなら、エステよりこれを薦めたい

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この講座は、来期も (グレードアップして!→)開催するもよう


(その1)
関東近郊にお住まいの乙女は、今日から節約して、学費を貯めてください
わたしのような落ちこぼれ生徒が言うのもナンだけど、
興味あるなら通ったほうがいいと思います
学費を一括するのがきついけど、一年間の習い事の相場からすれば安いみたいだし、
払ったお金の意味はすぐわかります
(教材費や明日館使用料、お茶代やその他活動の色々。ほんと、豪華です)*6


「この講座には命賭けてます(笑)」*7
ヌマ先生がここまで言ってくれるのだから、行かなきゃもったいないよ‥


(その2)
こんな長文書いておいてアレなんだけど、
もし、講座関係の方で、「この日記ネタバレ。つつしんでほしい」
等思われたら、プロフィール欄からその旨メールください
(直接コメント欄でもかまいません)
そのときは、速やかに関連文を削除いたします
(自分としては、仲のよい数人に報告 & 講座のたのしさを伝えたいのだけど、
 運営サイドに迷惑かけたら本末転倒。なので)

*1:‥すみません。今、どこの「ここのえ」なのかわからなくなってます。もう一度調べます‥。えと、そのまま食べても美味しいらしいです(プチ情報だけ入手した

*2:見ても食べられないからかなしくなるだけと思い、ずっと封印していた。通販再開を知ったときの。わたしのよろこび山の如し

*3:全種類ひとりで食べる気か (大喰いか!

*4:想像をうわまわる素敵なお人柄。しゃべりかたといい目のまっすぐさといい‥。乙女骨抜き

*5:松浦さんオリジナルの原稿用紙・ヌマ先生オリジナルの原稿用紙セットも渡され。文筆家気分! というかこんな立派な紙に、ロクでもないことしか書けないであろうわたしよ

*6:豪華すぎます。ヌマ先生のボランティアかと思うくらい

*7:「生徒さんは、べつに命賭けなくていいです」 とのこと