千羽鶴/女体

会社の飲み会が急に延期になり、時間があいたので
ワーイ!て 新文芸坐に行きました
ワーイとよろこんだのち、
こんなわたしの人生って、なんって地味なのかしら‥ と
ちょっぴりさびしくなったことは、まぁ、いいのです


千羽鶴 [VHS]】(1969)
妻子ある男性をめぐる、二人の女の、情念うずまく愛憎劇
この二人の女優が、たのしそうに役を満喫して見えてよかったー!
意地悪〜〜〜(!!)にほほえむ京マチ子
「ひどい女ね」と自嘲しながら、しなしなやりたい放題の若尾文子
二人ともみごと! 見事だよ‥‥
どんよりとした物語なのだけど、
妙に爽快な気分になりました


かびくさいお茶室での情事 (ばちあたり)
お茶会に集まるはんなりした着物姿の娘たち
逢瀬に着ていく着物を選ぶ、若尾文子の着替えのようす‥
川端康成原作ということで、
美しいニッポンがあちこちに散りばめられているのも眼福


女体 [VHS]】(1969)
快作というか怪作というか
どう‥ どう観たものか‥


無軌道なヒロイン演じる浅丘ルリ子の、体当たりっぷりがすごい
ふつうクネクネ踊るんじゃない?セクシーダンスじゃないの? というところを
ブンブングルグル、ちからいっぱい踊る・・・ 踊る・・(←エコー)
(ラブシーンも頭突きっぽい)
‥ 目が離せない‥!
さいしょからさいごまでこんなかんじで
浅丘ルリ子の体当たり演技にあっけにとられて・のまれてるうちに終わった
なんだったんだ・・・


ええと。浅丘ルリ子のまぶしいワンピース・ありえない超ミニなど衣装が興味ぶかい
(オーバーアクションだけど浅丘ルリ子はたいへんキレイ)


岸田今日子、「夫が見た」ではキレイだったんだけどなぁ‥
(この映画では‥。眉がないのがこわいのか?)