インド旅行雑感

インド‥
自分若くないし・体力も気力も低空飛行だし・
でもなんか今行かないと 一生行かない気もするし、、、
冥途みやげ気分のインド旅行
(写真は自分用みやげ:
 ①土産店で買ったマトリョーシカ*1 ②タージマハールのスノードーム*2
 ③成田*3で買ったジューシーチューブ(メロン))


体力気力の低さをカバーするためにツアーにしたのだけど
(でもほかのグループがいなかったのでわたしたち3人+ガイドさん+運転者さんの5人。気楽)
(ワゴン車移動。いちにち7時間くらいドライブ。ロードムービー感覚でたのしかった。
 友人は、車酔いの薬が効いて かなりがっつり寝ていたが)
たぶん、フリータイムを作って・そのあいだになにかあるとツアー会社の責任になるから、
ものすっごい過保護にしてもらって‥ (カレーもたいして辛くない)


危険なことがなんにもないかわりに、町の空気など感じられず 
(観光はお寺やお墓や遺跡めぐり)
ちょっとものたりない‥ (でも個人旅行で行く勇気はない‥ )
(観光客どおしハイになり写真を撮りまくりあったのが交流といえば交流)
(しかしのんきにお寺の造りに見惚れていると、
 信者の女性がしんけんに土下座のような体勢で祈りをささげていて。申し訳ないきもちに)


でもやっぱり、とても、たのしかった
せっかく・都合をつければ世界のあちこちに行けるのだから
これからもちょこちょこでかけていろいろなものをこの目で見たい

::::

インド旅行の雑記帳にいちばんさいしょに書いた感想は
「インド、男らしい」
↑ 生肉(10〜20キロ相当)*4を、素のまま自家用車の後部座席に
投げ出すようにつんで置くさまに、非常に感銘をうけた
ああおれは、とおいところに来たのだな・・・
(写真撮りたかったけど、こういうの面白がるのって不謹慎?と思いとどまった)
(ともだちは、なぜか、怒っていた。「そりゃあおなかもこわすよインド!」*5 *6


旅行前に、インド知識(予習のつもり)と思い読んだ
パリパリ伝説―不思議いっぱいパリ暮らし! (1) (Feelコミックス)(P103)」*7

インドといえばうんこ(失礼)ですが、
「そんなにうんこだらけなの?」とお思いの方
ほんとにうんこだらけです
        (といって、人間が道などでうんこする絵)

とあったので、旅情としてそれは見なくちゃな、と思っていたのですが


果たして見ることはできました
っても幼児3人だけど
(でもまぁ大人のは見たくない)


全裸の男の人も見た (車のなかから)


さすがインド‥ 混沌としてるわ、なんて思ったのだけど、
なんか、そういう、服などをまとうことを禁止している宗派があるらしく
罪人かと思ったら 聖職者だった、みたいな・・・・ 
(混沌と、してるといえば、してる) (旅行者の目に混沌と映るだけなのか)


お寺や遺跡は、どれもたいそう豪奢でりっぱに出来ていて、
大昔にこんなものを作るなんて、どれだけ文明が発達してたんだ! と感心したのち、
その文明や技術をもってして 今のインドの混沌(と見える)とした町並みは!? 
と不思議になり、
いや、自分のなかの文明イメージが、イコール西洋化にすぎないのか! とハッとして‥
インドというのは独自で、つくづく奥が深いのだろうなぁ‥ 


インドは子供の顔がたいそうかわいかった!
目がクリッとしていて、表情がいきいきしていて すごい‥ かわいい‥
(でも、小学生くらいになると、シリアスな顔になりすぎて、わたくし的旬は終わる)
そんな幼児が、小川にむかっておしっこしながら、ハイになってケタケタ笑うのを見て、
こっちまでハイな気分になったりして‥ (しあわせな瞬間)


・道は動物天国
 見た動物:ヤギ、羊、牛、犬、象、ラクダ、イノシシ、ブタ、馬、
 リス、ネコ、ロバ、ラマ、なんかよくわからんまじりもの、
 鳩、インコ、ニワトリ、白サギ(?)、カラス、クジャク、鳥たくさん
 (象とニワトリ以外は柵のそと。路上で放牧?)
・TVで「風雲たけし城
・サリーはとてもファショナブル
・Kに頼まれていたインド口琴は見つからず
(ガイドさんの説によると、ある一部で使われている民族楽器で、ふだんは町に並ばないが
 お祭りなどのときだけ、その民族の人が売りに来るのだそう。こんどちゃんと調べよう)
・みやげもの屋では、つねに「カーマスートラ」の本をすすめられる (セクハラ?)
 実写版(人間モデルの写真)みたいのもあった‥ エロ本?
・じつはトイレ事情にそうとうおびえていたのだけど。
 泊まったホテルはどこも水洗で快適だった。紙が流せるってすばらしい‥
 (韓国とか台湾は、紙、流せない。下水事情か製紙事情かは知らないけれど。
  紙はゴミ箱に捨てる。家族のトイレ紙を捨てるのは主婦の仕事か。
  これがあるかないかで、主婦の意識が大きく変わるんじゃないかと思うのは大袈裟か*8 )
・ツアーのせいか、ちゃんとした(?)みやげもの屋しか行かなかったので‥
 品揃え、価格など考えて、むげん堂の偉大さを痛感
(ともだちが二人とも「むげん堂」知らなくてびっくりした。けどキーワードにもなってないのは‥。
 わたしが思うほどメジャーでないのか。そうか。勘違いか。
 でもむげん堂のあの安さ・品揃いはえらい。ブラボーむげん堂!)
イラク映画のような町並みのところがあった(イスラム圏内か)
 それで思ったのだけど、インド映画ってぜんぜん日本に入ってこないけど
 マサラムービー以外はないのかなぁ? それはそれで奥深い話だが
ヒンズー教の宗教画って、なんかやたらエロティックだし、
 カーマスートラなんて教典(?)があるくらいなのに インドの人って、慎みふかいかんじ
 ・・・ほんとはちがうのかなぁ‥ (この謎はいつとけるのか)

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*1:どこの国もものかはさだかではない。中国産だったりして‥。1000ルピー

*2:もの売りのおじさんから買った。彼のセールストークがすばらしかったので。さいしょは500ルピーだったけど、最終的に100ルピー(約300円)で買った。空港では260ルピーで売っていたので、わたしの買ったのは正規品ではないかも。でもどうでもいい。あのセールストークを買ったのだから

*3:デリーの空港は化粧品売り場がなかった‥(改修中?

*4:鶏じゃなかったから羊か?

*5:でも実際は、誰もおなかをこわさなかった。それもなんだかな

*6:そういえば道中、昼のレストランで、おなかをこわしたのだろう、トイレットペーパーをにぎりしめながら、放心したように椅子にすわる青年を見た。ああはなりたくないものだ‥でもあれがインドの洗礼か。ていうかですね、同じようなツアーだから、そんなあやしいもの食べてない(ガイドさんが食べさせてくれない)はずなのに、なんでまたこんな目に?

*7:パリでの生活マンガだけど、後ろのほうにいろいろ読みきり(アジア旅行編)が収録されている

*8:生まれたときからそんなものだと思っていたら、そんなものなのかしら。謎