松ヶ根乱射事件

おもしろかったなぁ 


情けなく続いていく どうにもならない日常*1
そのなかで、どんづまりながらもがいていく人々の
絶望的、といえば絶望的な この状況を
グロテスク、でなく ファニーに仕上げているのがすごいなあ


山下敦弘(監督) は まだ若いのに、どうしてこんなに
あきらめにも似た人間愛を。
また観たい‥ (つうか観よう)


どの役者さんの演技もすばらしかったのだけど 川越美和
「花を摘む少女、虫を殺す少女」 で素敵だなあ、と思っていた川越美和
怪演というか快演というか‥ すさまじくって‥
たぶんこの役ですごい注目されると思うんだけど
この役‥で (あの‥ 声‥で‥ あの声)‥ と思うと
ちょっとどうしよう・・・*2

*1:自分が比較的町暮らし出身者なので、地方の閉塞感を感じとれはせよ体感できないのがちょっと残念。90年代半ば。あの時代についてもよくわかんない。←わかってるほうが感想に深みがでると思うので。わかんなくても充分面白いですが

*2:少なからずショックを受けたらしい。自分。ところでボディコン・ソバージュ・太い眉に空虚な喋りかた。川越美和はすごく90年代なのに、相手役の木村祐一(17日(土)に監督とトークショー。くわしくはテアトル新宿のHPで! ←投げやりな親切)がとくに90年代を体現していないのは、ズルイと思う。もっと恥ずかしい服着せろや。‥いや、この年代の女性はこの時代の服にすごい‥抵抗感があるというかはずかしい過去を思い出すのでイヤだと思うの(偏見?)。女性にだけ恥をかかせるのは意地悪と思うの。そんだけ